DETAIL
2012年私はメキシコのマヤ遺跡を散策していました。
読めるわけではないのに、まるでパソコンのキーボードみたいな四角く、なんらかの秩序あるマヤ文字に惹かれ、
ステラと呼ばれる石碑、石に彫刻されたメッセージに釘付けでした。
ステラとは星という意味だそうです。
中でも、メキシコのジャングルにあるコパ遺跡にはいくつものステラがあってそこに描かれているマヤの女王が持つアイテムは
古代なのに、マヤの叡智をベースとした今より発展した科学が反映しているかのような不思議なアイテムでした。
これが巨大なステラ
石碑に描かれているモチーフ
見てくださいこのアイテムのトップは剣などの武器ではなく装飾です。(しかも結構な大きさ)
女王がこの遺跡の王だったときがあり、女性が平たい何か、(魔法の杖らしきもの)を持っている石碑があります。
これらは先祖の骨で作られたという説があるそうですが、彫刻には意味があるでしょうし、私には科学のテクノロジーを取り込んだ魔法の杖のようなアイテムに見えてしまいます。
古代人々は実際にはどんなモチーフを石碑に残したのか夢が膨らみますね。
私のイメージするもの。(四角いマヤ文字はまるでパソコンのキーボード。きっとあれを操作して星と交信したり、異次元と繋がるポータルと繋がっていたのでは。。と思ってしまいます。
この特殊な金属は廃棄する際にはちゃんと環境に合わせてテクノロジーが目立たないように遺跡風の石になる特性を持っているのでは。。。)
星の動きを読み、マヤ暦というオリジナルの暦やリズムを使い生活してきたマヤ人達。
今回は星と繋がりマヤのリズムや叡智へとつながっていくようなそんな魔法の杖を制作してみました。
(マヤのレリーフ)
装飾には石碑に刻まれたマヤのレリーフを編み込みました。
(編み目の魔術)
オラクルノット技法によるエネルギーの表現方法で「楽園のゲート」の紋章を編み込み、ステラの碑文のレリーフ(模様)をマクラメで編み込みました。
ワンドのコアの部分、軸と先端のクリスタルはこちらになります。
→
材料などの詳しい説明はこちら
私は宇宙的なポータル、インスピレーションや直感と繋がる時よくこの特別なクリスタルを使います。繋がっているというか感覚でこのクリスタルなような気がしているだけなのですが。。。
パタゴニアの洞窟でしか取れないオクタヘドロンヘマタイト(ヘマタイトのナチュラルな結晶)です。
形状は極めてユニークで地球由来ではないかのようにさえ思えてしまいます。
クリスタルの結晶構造は様々ですが、エネルギーは形で表現できると考えるとこの結晶構造は特定の情報を持ったエネルギーを立体的物質で表現したものです。それらは3Dバーコードのように、アクセスできれば情報をもたらします。
星つ繋がるゲートを開いていく鍵、もしくは意識にメッセージを送る引き金となる際にはこれらのクリスタルの結晶構造がきっと鍵となってくることでしょう。
ぜひ360度ゆっくりと回転させて眺めていただきたいです。
軸の部分はエジリンの結晶をそのまま使用しています。
エジリンは悪いものを寄せ付けない、浄化などの意味合いを持った鉱石です。
そんなに強度が強いわけではないのでマクラメ編みの装飾模様の方にしっかりとワイヤーを入れ込み保護するよう編み込んでありますので安心してください。
こちらがオラクルノット技法で楽園のゲートにアクセスして導き出した紋章になります。
これをワンドの装飾に使っています。
オラクルノットは、意識を向けたエネルギー展開図をダウンロードしたり、エネルギーグリットをカードで導き出しそれを表現するといったマクラメ技法です。
このカード45枚からテーマを決めてランダムに引いて製作したものがこちらになります。
カードの内容が知りたい方詳しくはブログ→
the macrame code をごらんください。
このタペストリーは「楽園の門」というエネルギーを表現したものです。
石はピンクの部分をダトーライト(メキシコ産)に変更してあります。
ダトーライトは記憶力であったり、情報を保存することと関連するパワーストーンです。
装飾には
太陽光で色がグリーンからブルーへ変容するイングランドフローライト(透明度色合い、研磨と共にスーパークオリティなものです。)を4つ。アパタイトを1粒、そしてダトーライト鉱石を使用しています。
きらきらとしたビーズは銅です。
付属品として下に敷いているマヤ暦カレンダーこちらも付属します。これはアマルテと呼ばれメキシコで魔女の紙とされている、日本で言う和紙のようなものです。植物の繊維のようなもので作られています。
儀式に使ったり神を描いたりすることに使われています。(その他の付属品はつきません)
マヤ暦の中心に、ワンドの台座として溶かしたキャンドルなどを使うこともできます。
マヤの叡智や星々と繋がるツールとしてこの魔法の杖を使っていただけたらと思います。
メキシコのジャングルにはまだまたたくさんの遺跡が発掘されるのを待っているそうです。
時が来て石碑に刻まれたメッセージと共に私たちの目の前に現れ、マヤの叡智を伝えてくれるのを楽しみにしています。
制作者 KINUKA