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イエメン産フランキンセンス 大粒
10g
キリストが生誕したとき、東方から来た3人の博士が「乳香と没薬と金」を捧げたと聖書に書かれています。乳香は神、没薬は救世主、金は王を象徴しています。紀元前600年頃にイラン東北部で創始されたゾロアスター教にも似た逸話が伝えられています。古代エジプトでは、日に三回、香が捧げられたが、乳香は日の出とともに太陽神ラーに捧げられました。
アラビア半島の南海岸にあったとされる伝説のシバの女王の国 (現在の南イエメン)、そしてその対岸のソマリアは古代、乳香と没薬の産地でした。ここから運びだされた乳香は古代オリエント、エジプト、ギリシア、ローマで香として尊ばれ、神に捧げらてきました。
黄金色の樹脂である没薬を炭にのせると白い煙とともに甘い香りが立ちます。心に落ち着きをもたらし、深い瞑想状態に導くその香りは、古来より瞑想や祈りに欠かせないものでした。
大きな粒は砕いて使用してください。
普通郵便にて発送可能です。